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W2R工法の施工
W2R工法の施工手順

1. 施工前
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2. W2R切断
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3. 蓋版設置


4. 差し筋アンカー削孔
→
5. 無収縮モルタル間詰め
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6. 施工完了

PDF資料
W2R工法 施工標準断面図 [PDF]
●施工手順(施工の流れ)
 @蓋版徹去〜側溝内土砂徹去
 A水平切断作業(レール設置・マシン組立て・水ホース・電気接続等・水平切断高さマーキング)
 B切断部コンクリート積込み徹去処分〜切断面清掃(水洗い)
 Cシール材貼付け、蓋版設置作業(ライナープレートで高さレベル調整後無収縮モルタル敷均し)、差筋アンカー削孔
 D蓋版と既設舗装の間詰めモルタル(両側隙間15mmづつ)

●使用機械(水平切断時)
 ・2tユニック、200V用発電機(13KVA以上)、水タンク、W2Rカッターマシン1式(本体・コントローラ・インバータ)、専用レール(2m 4本・1m 3本)
 蓋版徹去、蓋版設置作業は現場条件に合わせ、バックホウ・2tダンプが必要です。

W2R工法が適用できない箇所
※側溝幅員が250mm未満の狭小な側溝
※側溝深さが280mm未満の浅い側溝
※側溝新設後、数十年と経過した側壁にクラックが多数見受けられる側溝
※用排水路を兼用している古い側溝で水漏れしている側溝
※民地側の地盤高さが低く既設側溝の現況高さが極端に高い場所(特に多いのは民地が田んぼ)で側溝の側壁が民地側に傾いている側溝(現況蓋版が道路側に傾いております。)

これらの現場条件の場合は現場確認後、弊社としましては残念ですが機械特性と構造上の観点からW2R工法はお勧めしておりません。

W2R工法が最適な箇所
※道路横断側溝
道路取付横断側溝(幹線道路と取付道路の交差している横断箇所)、電車、列車の踏切箇所、交差点内
※狭小な歩道部で通行制限を短縮したい側溝
※ストア、レストラン等店舗前の駐車場出入り口、歩道乗入箇所
※交通量の多い市街地、歩行者と自転車が多く工期を短縮したい箇所
※小中学校の指定通学路で工事専用期間を短縮したい側溝
※バス停付近やバスの退避所にある側溝
※う回路のない道路横断箇所(集落と集落を結ぶような1本道)
※側溝側壁の民地側にブロック塀や花壇、石垣、庭石などが並立している側溝やインターロッキング舗装やタイル貼りしてあるエントランスなど
(床堀作業がないので民地側構造物にほとんど影響もなく、官民境界ぎりぎりの施工が可能です。将来に渡り地主様との境界線が明確になる。)
※道路の路肩部で側溝側壁の車道側が厚く、民地側側壁高さが低い側溝
(切断が片側のみの施工となり、民地側側壁をコンクリート嵩上げ後、蓋設置可)
※水が流れている側溝。但し、W2R切断機まで水につかる場所は精密機械の為誠に申し訳ありませんが使用できません。
※病院、介護施設、学校、保育園、住宅密集地など騒音を低減させる必要がある場所です。公害を防止すると言う点ではW2R切断機は国土交通大臣の低騒音型機械に選定されていますので、公害対策に繋がります。

これらの現場条件において非常に多くの採用実績があります。


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