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W2R工法のご提案
既設側溝のリニュ−アル(既存ストック有効活用)


・維持、修繕工事
・蓋版取替え
・車道路肩、歩道整備工事
・道路横断側溝の暗渠化
・Co蓋→グレーチング蓋
・歩道バリアフリー化
    
W2R工法のコンセプト
今までの現場打ち側溝の修繕整備工事は既存側溝を全部掘り返し、新たに側溝を伏せ直したり、傷みの激しい蓋掛り部分をコンクリートブレーカなどで取壊した後に型枠を用い蓋受け部分のみ構築するやり方が主流でした。
これからの側溝のリニューアル整備には工期短縮、騒音軽減、廃材処理費用削減などの環境対策を無視する事はできません。なんでも全て取り壊すのではなく、まだまだ使えるものを利用し、また新たに以前より長持ちさせ、より気持の良い歩行環境や安全安心の道路を再生させる。スパークからの新しい提案です。

W2R工法の特徴
国土交通省 新技術情報提供システムNETIS SK-050002-VE(NETIS掲載終了)
W2R工法は既設側溝の側壁上部を専用カッター『W2R水平切断機』によって水平に切断した後に、蓋版(コンクリート製、鋼製、現場打ちコンクリート床版)を設置し、リニューアルする工法です。


施工前

施工中

完成

W2R工法の概略図

1. 水路内幅250〜1000, 側壁厚200mm以下(オプションパーツ装着の場合300mmまで対応可能)
2. 最低切断高さ(水路底より切断ラインまで)
170mm以上

W2Rカッター切断機

カッターが左右にスイングします
国土交通省 低騒音型機械 選定

従来からの問題点
環境面、作業面では

ハツリ時の粉塵
ハツリ殻の飛散

大きな騒音・振動!
ハツリ面ガタガタ

従来工法のコンクリートブレーカによる『ハツリ作業』『蓋受け部の新設』では粉塵や騒音、振動など環境に与える影響は大きく、ハツリ精度も悪く、既存構造物に余分な振動を与えたりと劣悪でした。人力にて取壊す為、1日当たりの作業量も少なく、作業員に手間暇をかけさせ、かなりの重労働でした。取壊し後は、型枠設置、コンクリート打設して蓋受けの新設をしておりました。ダブルで作業が大変でした。

現場施工条件では

用水を兼用している為、
大量の水が流れている・
ブロック塀の倒壊などの危険性

国道幹線道路沿いの
コンビニ等店舗への乗入箇所


道路横断箇所での
車両事故の危険性

店舗など近隣への影響・
歩行者通路確保の問題


既存道路横断側溝の
がたつきと騒音の問題

幹線道路横断側溝の
早期施工開放の問題

『現場の施工条件』を考える。
住民、車両、歩行者、飲食店など全ての使用者側の目線で工事期間中に起こりうる、障害物への悪影響や車両同士の交通事故あるいは飲食店への商売への影響、そして歩道を利用する小中学生やお年寄りへの安全性について十分に考慮する必要があります。
しかしながら、従来からの『側溝の入替え工事』では民地側に高い既存ブロック塀などの障害物がある場合、堀削ラインにかかり取壊す事はほぼ不可能でした。そして、一番重大な現場施工中の交通事故など車や歩行者の安全を確保するという点です。
そのほか現場に近接している店舗や倉庫などへの出入り口の確保や早期開放などの問題がありました。
そして、最近の発注者側の要望として多いのは道路横断箇所におけるがたつきや車両走行による騒音のクレームが非常に多い点です。工事期間中の車両の通行制限を短期間で迅速に行い、かつ確実性の高い工法で蓋版の更新を行い、新たに供用させる必要があります。
それらの諸問題を一気に全て解消できる工法が『W2R工法』であります。
                                                       
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